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税理士の素顔をお伝えします

第8回
税理士法人 服部会計事務所
服部 英樹先生
服部 英樹先生
2007年に法人化した「税理士法人 服部会計事務所」。
事務所の生立ち、積極的に開催されているセミナーについてや、英樹先生の夢やプライベートなどを お聞きしました。
1:事務所の生い立ちについてご紹介いただけますでしょうか。
岐阜県で父親が会計事務所を開いておりまして、自然と税理士という職業に馴染んでいたことから自身も資格を取得しました。
そして、岐阜の事務所が創業50周年を迎えた翌年の2003年に、東京で開業しました。
その後、2007年に税理士法人化を行って、現在に至ります。
2:神保町に事務所を構えられたのは、何か理由があるのですか?
税理士法人 服部会計事務所経営理念
私が神田小川町に住んでいたこともあり、神田・御茶ノ水界隈が好きなんです。人情があったり下町っぽいところが残りながらも、一方で新しいビルとかも建ったり。
それぞれの関係が深いんです。そちらに最初は自宅兼事務所として構えていたのですけど、その後こちらに越してきました。
近いので便利ですよ。いつもは自転車で通勤しています。
3:先生のクライアントは、やっぱり都内が多いのですか?
そうですね。特に中央区が多いです。
業種は特に限定している訳ではありませんので、オールマイティです。
4:お客様に対して、もっとも気をつけていることは何ですか?
大事にしていることは、「元氣」です。元氣の「氣」は米の方です。
「メ」は「×」を連想させますし、「氣を米(こめ)る」に通じるように。
私がファンである中日ドラゴンズの立浪選手もこの「氣」を使っていましたし、結構多くの方が、こっちの「氣」を使われますよね。
5:それは具体的にはどのようなことですか?
顧問先の会社では、社長さんは基本的に孤独です。
売上に神経をとがらせ、社員を働かせる方法を考え抜き、他にも銀行からの融資に悩み、保険の加入なんかにも気を回さなければならない。そんな社長のそばにいて、元氣にできるのは、会計事務所なんです。
税務申告なんかは単なる作業と思っています。
6:社長さんを元氣にするには、先生も元氣でないといけませんよね。秘訣は何ですか?
そうですね。わたしは1年中元氣ですから(笑)
秘訣というよりは、常に気をつけているのは、挨拶と笑顔でしょうか。初対面の方にお会いする時やこちらから提案を持ち掛ける時に、先方が不機嫌でも、こちらが思いっきり笑顔で話しかけると、相手も段々と笑顔に変わります。
特に笑顔を意識することで、企画もうまくいくということに気付きました。
7:顧問先様にお話をする時、どのようなことに気をつけておられるのでしょうか。
お客さんがよく「貸借対照表がわからない」と言うんです。
損益計算書は、要は今期の利益を表すのですが、それは理解していただけることが多い。一方で貸借対照表は分かりにくいということなので、こう説明しています。「会社が生まれてから今現在まで蓄積されてきたもの、つまり歴史がここに出てきているのです。社長が意思決定してきた結果なんです。」そこで、私はその数字を出して終わり、ではなく、未来の話をします。
変えるべき部分と、そうすることで実現する姿をしっかりと説明しながら。
厳しい世の中ですので、どうやって会社が生き残るかが、今一番大事なんです。
8:今、厳しい世の中ですが、企業運営には何が必要ですか?
社長に元氣になってもらうことも本当に重要なのですが、私が開催しているセミナーなどでは、会社にお金を残すためにはどうしたら良いかについてお客さんに話をします。
売上を上げても、売掛金が増えていけば当然資金繰りに窮して倒産してしまします。一番大事なのは会社が長生きすることです。長生きするためにはやっぱりキャッシュがないといけません。
そのキャッシュを残すにはどうしたら良いのか、です。
9:どうすればいいんですか?
企業秘密です(笑)
一例を挙げますと、銀行への融資の頼み方や社債の発行の仕方などを、私のクライアントへ説明しています。キャッシュフローを一目で理解できるのが、貸借対照表なんです。だから社長さんには最もお話しています。損益計算書では税金の話がほとんどなので、後回しにしています。
やはり会社が生き残るためにどうするのかですよね。今は創業して10年持つ企業が1割ですから。

次回は、開催されているセミナーや、税理士を目指す皆さんへのメッセージについてお話ししていただきます。お楽しみに!